藤本康男税理士事務所(札幌市北区)
徳島県出身の藤本税理士は、北海道大学を卒業後、大手電機メーカーのキャノン(株)にて、本社・工場の経理部門や海外勤務を経て、税理士として独立。
キャノン時代に培った、経理管理の手法を強みに、製造業のコスト削減など、税理士の域を超えた積極的な業務を行っている。
コンサルティング会社も併設し、顧客の業績改善や業務品質向上といった分野のコンサルタントとしても活躍。
企業への関与では、経営者や従業員とのコミュニケーションを大切にし、「一緒に考える」姿勢を常に持ち、顧客からの信頼も厚い。
藤本税理士に、これまでの経験や現在行っている仕事に内容、そして、顧客への「思い」、税理士およびコンサルタントとしての「信念」をお聞きしました。
事務所データ(2015年3月現在)
・事務所名 藤本康男税理士事務所
・所長 藤本 康男(S39生まれ)
・事務所人数 1名(うち税理士1名)
・住所 札幌市北区南あいの里5丁目7-15 ブランジェ103
・電話番号 011-398-7395
・事務所HP http://fujimotokaikei.tkcnf.com
・フジモトコンサルティングオフィスHP http://www.f-c-o.co.jp/
・使用会計ソフト TKC
・事務所特徴 必ず税理士が訪問、製造業に強い、農業に強い、農業経営アドバイザー在籍、大企業に強い、コスト削減に強い、海外取引に強い、英語対応可
快くインタビューに応じて下さった、藤本税理士
藤本康男税理士事務所所長
藤本税理士へのインタビュー
○これまでのご経歴を教えていただけますでしょうか。
はい、北海道大学を卒業後、キャノン(株)へ総合職として入社しました。入社当初は新人研修として半年間、販売子会社でコピー機などの飛び込み営業を行うのですが、会社の都合でそれが私の年だけ2年間になり(笑)、2年間ずっと飛び込み営業をしていました。
2年間の営業研修が終わった後は、希望して本社の経理・総務部門へ配属。日本で6年勤務の後、海外へ3年勤務、日本に戻り7年の計16年間、経理・総務を経験。その間に専門学校へ通って、平成15年に税理士資格を取得。キャノンを18年間務めて退職し、札幌の大手会計事務所勤務を経て、平成19年に独立開業しました。
○大手メーカーに勤めながら、税理士を目指されたのは、なぜですか。
海外に勤務をしていた頃に、自分が本当にやりたいことを見つめ直しました。その結果が「いろんな会社の支援をしたい」という気持ちだったんです。
メーカーにいると、僕が良くすることが出来るのはその会社だけですが、税理士になれば、たくさんの会社の支援が出来ると思いました。私は、父が会社を経営していたのですが、その会社は倒産しています。それをそばで見ていて、有能な税理士が付いていれば、倒産しなくて済んだのではないか、という思いをしたのも、税理士を目指した一因です。
○お客様にされているアドバイスの中で、具体的なものを教えていただけますか。
まずは「現場データを取る」です。大手メーカーでは現場データがあるのが当たり前なのですが、ほとんどの中小企業には現場データがないんですね。
現場データとは、例えば、在庫管理・製造原価・品質歩留まりといったものです。この現場データがあって初めて、経営改善事項の「見える化」が出来てきます。具体的なデータがあれば、改善可能かどうかも見えてきますし、改善しようと誰しもが思います。
しかし、中小企業ではこの「現場データを取る」をやらない、もしくは、やり方が分からない。そこで、私にはメーカーで培ったノウハウがありますので、中小企業にも現場データが取れるようなアドバイスを行っていきます。
○こうしてお聞きしていると、かなり幅広く企業経営全般に関わり、経営指導にあたられていることが分かります。
他に何か事務所の強みはありますか。
海外勤務の経験があるので、英語での対応が出来ます。また、メーカーでは普通に輸出入がありましたので、海外取引のある企業についても問題なくお引受け出来ます。実際に、外国人のお客様もいらっしゃいます。
あと、農業経営アドバイザーの資格を持っていますので、農業や六次化産業に取り組む方も、支援することが出来ます。
○今後、藤本康男税理士事務所をどのような事務所にしていきたいですか。
‘質’を高めていきたいです。税理士がお客様対応する事務所であり続け、税務・会計と、経営全体、その両方を見ることが出来て、相乗効果を生んでいく「小粒だけどキラリと光る事務所」を目指していきます。
人とのコミュニケーションも大切にしていきたいです。私は関与先のスタッフの方と一緒になって会議をしたり作戦を立てているときが一番楽しいと思いますので、やはり、人間としてのお付き合いというのは大切にしていきたいです。
○ところで、HPのご趣味に「阿波踊り」とありましたが。
はい、「さっぽろ五郎連」というあいの里のチームで副連長をしていて、年に20回くらいはステージに立ちます。
あいの里は、私の地元徳島ゆかりの地で、こちらに来てから誘われて始めたら、ハマリました。
ちなみに、さっぽろ五郎連では、会員募集中です(笑)。
キメのポーズ。サービスショットをいただきました。
○北海道の企業に対して、いち税理士としてメッセージをお願いします。
自分の良さを磨いて、付加価値を付けましょう。
そうすれば、どんな市場でも勝ち残っていけるはずです。北海道経済は元気がないと言われていますが、打ち破る方法は必ずあります。一緒にがんばっていきましょう!
真っ直ぐに前を見て、ゆっくり、淡々とお話を切り出し、徐々に話に熱を帯びていく。そんな印象のお話ぶりから、経営に対する「静かな闘志」が伝わってきました。
現場データに基づいた計画とアクション、日本有数の大企業の経営管理手法を、北海道の中小企業へ。これは中小企業を営む私から見ても、素晴らしい意義がある仕事だと思いました。顧問税理士としての仕事はもちろんのこと、コンサルティングのみの依頼も受けていますので、自社の経営改善を考えている経営者の方は、製造業に限らず一度藤本所長のお話をお聞きになってみてはいかがでしょうか。
税理士仲間の間では、「声が渋い」という評判も。
藤本康男税理士事務所へのお問い合わせは、
電話 011-398-7395 もしくは
HP http://fujimotokaikei.tkcnf.com へアクセス下さい。
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