八島依子税理士事務所(札幌市中央区)
所長八島税理士は、JALの国際線客室乗務員(CA)を経て税理士資格を取得した、税理士としては異色の経歴の持ち主。
法人・個人に対応した税務知識に加えて、前職でのご経験から得た「コミュニケーション力」「接遇マナー」「英語力」を生かし、関与先から頼られる存在として顧客指導を行っています。
開業から2年の八島税理士を取材させていただき、仕事に対する考え方や事務所の特徴をお聞きしました。
事務所データ(2017年7月現在)
・事務所名 八島依子税理士事務所
・所長 八島 依子(S47生まれ)
・事務所人数 3名
・住所 札幌市中央区南27条西12丁目2番10号(南昇税理士事務所内)
・電話番号 011-213-1838
・事務所HP http://yashima-yoriko.tkcnf.com/pc/
・ブログ 「元CA・女性税理士のブログ」
・主な会計ソフト TKC、弥生会計
・事務所特徴 必ず税理士が監査、所得税に強い、NPO法人に強い、
公益法人に強い、美容関連業に強い、海外取引に強い、
英語対応可
八島税理士へのインタビュー
Qこれまでのご経歴を教えていただけますでしょうか。
大学を出た後、JALで国際線客室乗務員として3年間勤務をしました。その後「子育てをしながら女性でも働ける仕事」と思い税理士資格を目指すようになりました。父が会社を経営していて、「経営者を助ける仕事がしたい」と思ったのも税理士を目指した要因ですね。
税理士試験では、法人税・所得税の両方に合格したので(注1)、今でも所得税は得意な分野です。
※注1 税理士試験では、法人税と所得税はいずれか一方の合格で良いので、法人税を受験して所得税を受験しない税理士は多い。
市内の税理士事務所に勤務しながら、平成19年に合格。平成21年に独立開業をいたしました。独立するタイミングで、南税理士に声をかけていただき、間借りをする形で事務所を構えています。
Qこれまでの業務で培った得意分野はありますでしょうか。
英語が話せますので、外国人の経営者さんや貿易(海外取引)を行う会社を関与することが出来ます。現在の関与先には機械や食品の貿易を行う会社があります。
Q先生自らが英語を話せるというのは、頼もしいですね。他にはありますでしょうか。
あとは、私が女性ということもあり、エステサロンや美容室のように女性のお客様が出入りする業種の方には頼みやすいと言っていただけます。店舗で打ち合わせをすることが多いので、そこに出入りする税理士も女性の方が良いという経営者は多いようですね。
あとは企業形態で、NPO法人や公益法人、協同組合の関与を多くしています。一般法人とは異なる税務知識が必要な企業形態ですが、これまで関与をさせていただいている経験から、スムーズに税務顧問を引き受けることが出来ています。
特に、私自身、法政大学の坂本光司教授の著書(「日本でいちばん大切にしたい会社」など)に感銘を受けて、いずれは障害者の方を雇用できるような会社を起こしたいと考えていて、そのせいなのかNPO法人のように社会貢献の志を持った企業をご紹介いただくことが多くなりました。
Qなるほど、女性ならではの業種への関与や、特殊な企業形態への関与が得意分野ということになりますね。
ところで、「元CA」の税理士さんは全国でも珍しいと思うのですが、CAとしてのご経験は今の業種に生きていますか。
はい、先ほど話した英語を話せることの他に、JALで培ったものでは、接客やマナー研修が出来ることが今の仕事にも生きています。
税務顧問と一緒に、マナー研修も依頼してくれるお客様は多いですね。飲食店でもエステサロンでもやはり「接客」というのは企業が成長する上でとても重要だと思いますので、その点では税理士という立場を超えてお客様の役に立てていると思います。
あと、常に「この人は、何を求めているのだろう」という視点で人と接することが自然と身についていて、経営者とお話をするときにも相手の求めるものが何かを考えていることで、適確なアドバイスが出来ているように思います。
~接客やマナー研修が行える税理士さんというのは、私は他に聞いたことがありません。毎月訪問してくれる税理士さんから、社員教育まで行ってもらえるのであれば、関与先にとっては心強いことでしょう。~
綺麗なオフィス。
女性ならではのきめ細やかなお仕事が評判を呼んでいます。
Qお仕事をする上で、特に気をつけていることは何でしょう。
先ほども申しましたが、「相手が何を求めているのだろう」という気持ちは常に持つようにしています。これはもう、私にとっては「クセ」のようなもので、この姿勢を持っているとお客様とのコミュニケーションがとてもスムーズに進みますね。
あと、丁寧な仕事というのは心がけています。そして、丁寧に数字を見たり作業する中でも、物事を大局的に見ることを大切にしています。
特に、社長さんには意思の強い方が多いので、やりたい仕事や目標があると、そこに真っ直ぐに進んで行くことが多いのですが、そこで私が話を聞いて客観的な目線でアドバイスをしたり、気付いていただきたいことに目を向けるお手伝いをすると、「そうか、そこも見なくてはいけなかったか」と思っていただけて、仕事が上手くいく、ということがありますね。
Q北海道の企業に向けて、一税理士としてメッセージをお願いします。 金森さんのHPに、「北海道を元気にしよう!」って書いてましたよね。(笑)。
私も北海道の企業には元気になってもらいたいです。私のお客様で、北海道の食材を海外に輸出している企業がありますが、北海道には素晴らしい財産がたくさんあるんですよね。それをうまく盛り上げて、成長していけたらいいな、と思っていますし、私もどうすれば良いかというのは考えていきたいと思っています。
輸送網やインターネットが発達して、北海道にいることの『不利』は相当少なくなっていると思うので、もっと経済的にも活発になっていけると思います。 生まれた土地ですし、温かい人も多くて私は北海道が大好きですね。」
応接間はオシャレで落ち着きがあります。
~インタビュー中、ずっと話しやすい雰囲気を作って下さり、経営者にとっては自然と経営の相談事が出ていくのだろうな、そんなことを思わせてくれる税理士さんでした。また非常に謙虚なお話ぶりは、『常に相手のことを考えて』お話をされていることの表れなのだと感じました。経営者との1対1の対話、社員さんへのマナー研修など、様々な側面から企業の力になってくれる税理士さんだと思います。~
インタビュー (株)ぶらんけっと 金森
八島依子税理士事務所へのお問い合わせは
電話 011-856-1598 または
HP http://yashima-yoriko.tkcnf.com/
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