10月9日、フジテレビの「新報道2001」より、
夢のがん治療薬がより身近になる可能性が?
取り上げられたのは、小野薬品工業が開発した「オプジーボ」 という製剤。
点滴投与によって、肺がん、乳がん患者のがんが小さくなったという事例を紹介していました。
「点滴投与でがんが消える」という点では夢の治療薬ですが、
問題は長高額な薬価。
現在、100ml一瓶約73万円、週に一度の投与が1年間続くと約3,500万円の医療費となる計算。
この問題に対処すべく、国も動いていて
「厚生労働省は5日、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会を開き、引き下げの方法を取り上げた。(平成28年10月6日 日本経済新聞)」
ということで、少しずつ身近な治療となってくる可能性があるが、
それでも高額な部類の治療ではあることでしょう。
番組中、コメンテーターの方が、「公的医療保険と、民間の医療保険の両方に頼ることが必要でしょう」という趣旨のことを述べていました。
では、仮にこのような高額な治療を受ける際に生かされる「民間の医療保険」とは、どういったものか。
まず、この「オプチーボ」の投与は、厚生労働省が定める「先進医療」には該当しないので、先進医療特約による給付は受けられません。
「がん保険」や「医療保険」のがん診断給付金(通常は100万円程)を充てるとしても、かなり不足します。
ひとつ、当てはまるものとしては、がんを始めとした三大疾病にかかったときに死亡保障と同額の給付が受けられる特定疾病保障保険(三大疾病保険)があります。
この保険ですと、たとえば保険金額2,000万円で加入すると、がんと診断された時点で2,000万円の保険金が下りるので、かなり高額な治療に耐えることが出来ます。
日々進歩するがん治療技術に合わせて、
ご自身の保険も時代の流れに合わせて行く、ひとつの選択肢として、
ご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。
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