生命保険の保険料は、保険会社が男女別に割り出した死亡率をもとに
計算されています。
計算の仕組みとして、例えば
「今は女性の方が長生きだから、死亡保障に対するリスクは男性より
女性の方が低い。その分保険金を支払うことも少なくなるんだから
男性よりも保険料は安く出来るな」という考えなわけです。
このように保険会社では様々な要因をもとに、保険料を設定しています。
そんな中、「タバコを吸う・吸わない」ということも一つの要因として
注目されてきています。
ガンや循環器系疾患で亡くなる喫煙者の方は、非喫煙者の方より多く
長く吸っていれば吸っているほど病気のリスクも高くなります。
そこで、「タバコ吸ってない人は、吸っている人より死亡するリスクが
より低くなるんだから、その分安く保険料を設定してあげよう!」
という考えから生まれたのがノンスモーカー料率(非喫煙料率)です。
保険会社によって、この料率を採用しているかどうかが分かれるため
同じような保障内容であったとしても、タバコを吸わないために
別の会社で検討したら保険料が安く出来た、ということもあるわけです。
比較・検討することで、保険料の見直しが出来ることもあるので
ノンスモーカーの方は是非覚えていてください。