先進医療特約は「医療保険」に付ける

先進医療特約について。

先進医療特約は、医療保険とがん保険に付けることが出来る特約です。

がん保険に付けると、がんの治療の場合のみ保障の対象となり、

医療保険に付けると、がん以外の治療の保障の対象となります。

では、医療保険とがん保険のどちらに付けるのが良いのか?

弊社は、「医療保険」に付けることをお勧めしています。

ネットの情報などを見ていると、「先進医療の約7割はがんの治療であり、がん以外の先進医療は受けても治療費が高額にならない」という理由から、がん保険に付加した方が良いという意見が多いようです。

しかし、先進医療は厚生労働省が随時その定める治療法や医療機関を更新していて、今後対象となる治療方法が増えることが予想されます。

そうなると、がん以外の治療方法について今よりも幅広く対象となる場合が考えられます。

そうなった場合に、

「がん保険に付加していたばっかりに、先進医療を受けたのに給付金がもらえなかった」

ということが起こりえます。

また、「がん以外の先進医療は高額ではない」と言われますが、例えば白内障の治療で行う先進医療の多焦点眼内レンズ挿入手術の治療費は、60~100万円です。

この費用が、月々100円程度の保険料で保障されるのであれば、やはり医療保険への先進医療特約付加が妥当ではないでしょうか。

生命保険は、将来を見据えた長期的な契約です。

「今対象にならないからいらない」という考え方だけではなく、「この先必要となるなら今のうちに」という観点でプランニングをすることも大切です。