医療保険の中でも、特に加入率が増加しているのが
三大疾病に対する保障だと思います。
医療保険を販売している各社は主契約、もしくは特約で
三大疾病に対する保障をしていますが、そもそも「三大疾病」とは
どのような病気について言うのでしょうか。
基本的にはガン(悪性新生物)・脳卒中・急性心筋梗塞の三つが
三大疾病と言われます。
ただここで注意したいのが、保険において各社が販売している
「三大疾病」に対する定義が違うということです。
どういうことかというと、
「急性心筋梗塞」はそれ以外の心疾患は対象になりません。
「脳卒中」はそれ以外の脳血管疾患は対象になりません。
この保障対象を広げて、「心疾患」「脳血管疾患」まで
保障対象にしている商品と、急性心筋梗塞と脳卒中に限定している商品が
それぞれ存在しています。
心筋梗塞にかかる方よりも、狭心症にかかる方の方が現状多く
心筋梗塞が3.3万人、狭心症は58万人が対象になると言われています。
ただ狭心症が保障対象になるかどうかは、保険会社によって違うという
現状があるということです。
このような例でも分かるように
簡単に「三大疾病に対する保障」といっても、その保障範囲は
異なる場合があるため、自分が加入している保険はどこまでが
保障対象で、どのような時に保険金が支払われるのか。
きちんと確認しておきましょう。