以前、保険期間を変更する一つの手段として延長保険の
ご紹介をしましたが、今回は保険期間の短縮についてご紹介します。
保険期間の短縮というのは、読んで字のごとく、契約当初の保険期間を
短縮できるというものです。
これは何がメリットなのかというと、期間を短縮することによって解約返戻金が
ある場合は、契約者に支払われるということです。
法人契約でいうと
「保険契約を結んだが、事業が予定より軌道に乗らず、
それでも保障は必要なのに困った・・・でも保険料を支払うだけの余裕は
無くて、運転資金にも余裕が無い!どうしよう!」という時に
検討出来る手段の一つです。
保険期間を短縮するわけですから、保険料が安くなるため
支払にも余裕が出来、解約返戻金があればその分緊急の運転資金に
回すことが出来るというのがメリットです。
保険を使って緊急の運転資金調達するという手段の一つに
以前、貸付金制度というものをご紹介しましたが、この制度と違うのは
①利息がつかないでキャッシュが得られる
②保険が失効する可能性が無い
というのも特徴になってきます。
せっかく契約した保険契約を解約するというのは
最終手段と考え、このような「保険期間短縮」「貸付金制度」などを
活用してみてはいかがでしょうか。もちろん、
保険商品自体を見直し、別の商品に契約しなおすというのも良いと思います。