札幌にある、生命保険専門の保険代理店(株)ぶらんけっと です。
今回は保険から少し離れて、商用不動産の小口投資についてお伝えします。
信託会社等が購入した不動産の受益権を、1個1,000万円程度の小口に分割し
それをお客様が購入して、相続財産の評価減や収益を期待するというものです。
簡単に言うと、1棟数億円以上する投資用不動産を信託会社が一括購入してくれてお客様は1,000万円単位の好きな範囲で、小口投資出来るシステムです。
これによるメリットは
①不動産をまるまる買わなくても、その不動産受益権を一部得られること
②相続税対策になること
です。
①は個人の財産の範囲で投資が可能ということです。
東京都心の数億円以上する高額な投資物件であっても、不動産購入は信託会社が行うため個人投資家は一口1,000万円と手ごろな範囲で投資が行え、購入後の不動産管理など、保有することの煩わしい手間も省くことが出来ます。
②は税法上、不動産の評価減が適用されることです。
税法上の評価にあたる、路線価に比べて価格が高騰した不動産を投資対象とするため、例えば1,000万円を投資したとしても、評価額が200万円と、8割の評価減が出来て、相続税の節減効果があります。
1,000万円の現金を持っていると、相続・贈与の際に課税対象となるのは
1,000万円を元に計算されます。
ところが不動産に対しては「税法上の評価」で決まるため、この手法によって課税財産の圧縮効果が見込める。というわけです。
資産運用と同時に、節税にもなる仕組みですので、
相続・贈与で悩まれている方は手段の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。