既往症がある方、現在病気を患っている方でも入れる可能性が
あるのが「引受基準緩和型医療保険」です。
この保険は基本的に告知項目が数種類の簡単なものになっており
近く手術を予定していないこと、ガンなどの重篤な疾患でないことなどを
クリアした方には契約出来るという、契約形態になっています。
告知の基準さえクリアすれば、現在病院に通われている方も
契約出来る可能性があるため、徐々に需要が増えてきています。
また既往症が悪化した場合も保障する商品もあります。
一方で契約年齢が限定されている事、付加出来る契約が限定されている事、保険料が標準に比べて割高など注意すべき点もあります。
この「保険料が割高」というのは、若年層において特に顕著になっており
おおむね20歳・30歳代では2倍~2.5倍程度になっています。
一方で標準型保険でも、「特別条件付き引き受け」という契約形態もあります。
お客様の健康状態において、保険会社が「標準契約に加えて、この条件を
付ければ契約引き受けできますよ」というものです。
特別条件というのは、標準保険料を割増したり、特定の障害については
保障しないという条件だったりというものがありますが、
保険会社の中では、引受基準緩和型を取り扱わない代わりに、
割増保険料付きの契約を、積極的に対応しているところもあります。
この場合は、詳細な健康状態を告知して頂くことによって
割増保険料で引受られる可能性が高くなります。
引受基準緩和型は、簡単な告知で契約出来る可能性がある。
標準保険では、詳細な告知をして、割増保険料で契約出来る可能性がある
とそれぞれ覚えておくと良いのではないでしょうか。
健康状態が悪い人にとって、どちらがおすすめということではなく
「緩和型商品の他にも、標準保険でも、特別条件付き契約というのがある」
ということを覚えておくと自分が加入できる商品を選ぶ幅が
広がるのではないでしょうか。
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