掛け金は安ければ良いというものではない

札幌で生命保険を専門に扱う会社のブログです。

生命保険に加入した場合の、月々の保険料、いわゆる「掛け金」は、安い方が良いと誰もが思うはず。

僕もそう思います。

ただ、ひとくちに「安い」と言っても、

月々の掛け金の額が少なければ「安い」と言えるのかというと、少し違ってきます。

例えば、

 1.月々の掛け金が3,000円で掛け捨て保険

 2.月々の掛け金が5,000円で掛け金の80%が戻ってくる保険

これを比べると、

 「1」は3,000円がそのまま負担額となり、

 「2」は5,000円のうち80%の4,000円が戻るので、1,000円が実質の負担額となり、

結果的には「2」の保険の方が「安上がり」と言えます。

また、別な例として一生涯の医療保険(終身医療)に30歳で加入した場合で、

 1.月々の掛け金が3,000円で保険料は終身払込

 2.月々の掛け金が4,500円で保険料は60歳までの払込(保障は終身)

このケースで、被保険者が80歳まで生きた場合、

 「1」は30歳から50年間でトータル180万円の支払い、

 「2」は30歳から30年間でトータル162万円の支払いとなるので、

こちらも結果的には「2」の保険の方がトータルでは「安い」ことになります。

生命保険は長く掛け金を払い続ける契約です。

目先の安さだけではなく、トータルで見た場合の実質負担まで考えてプランニングをしたいものです。

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