既往症がある方、現在病気を患っている方でも入れる可能性があるのが「引受基準緩和型」の保険です。
緩和型医療保険、緩和型終身保険などがあります。
この保険は基本的に告知項目が数種類の簡単なものになっており近く手術を予定していないこと、ガンなどの重篤な疾患でないことなどをクリアした方には契約出来るという、契約形態になっています。
告知の基準さえクリアすれば、現在病院に通われている方や薬を飲んでいる方、健康診断で以上数値が出てしまう方でも契約出来る可能性があるため、徐々に需要が増えてきています。
一方で契約年齢が限定されている事、付加出来る契約が限定されている事、保険料が標準に比べて割高など注意すべき点もあります。
また、お体の状態によっては、通常の保険にお、「特別条件付き」で加入できる場合もあります。
お客様の健康状態において、保険会社が「標準契約に加えて、この条件を付ければ契約引き受けできますよ」というものです。
特別条件には、保険料を通常より割増でお引き受けをする(割増保険料)、契約から一定期間は保障の額を減らす(保険金削減)、特定の部位については保障しない(部位不担保)、というものがあります。
保険会社の中では、引受基準緩和型を取り扱わない代わりに、割増保険料付きの契約を、積極的に対応しているところもあります。
お体の状態が良くない方でも
・引受基準緩和型に、簡単な告知で契約出来る可能性がある。
・標準型の保険に、条件付きで契約出来る可能性がある
とそれぞれ覚えておくと、加入できる保険の幅が広がります。