健康祝い金付きの医療保険について

医療保険のご相談をお客様から受けた時、お客様のご希望として、「健康だった場合にお祝い金のようなものがでる保険がいいです」とおっしゃるお客様が多くいらっしゃいます。

医療保険については、掛け続けた場合に保障以外のお金が出てこない、いわゆる「保障のみの医療保険」が主流となっています。

一方、10年や20年といった何年間か給付金を受け取らなかった場合に、例えば「10万円お支払します」というような健康祝い金というものがついた医療保険があり、お客様からもご要望が高いです。

ただ、当社では健康祝い金付きの医療保険はあまりお勧めしておりません

その理由と致しましては健康祝い金の原資はあくまでもお客様が支払になる保険料からのため、健康祝い金が付いた分、保険料が高いということが一番の理由です。

また、せっかく高い保険料を払って健康祝い金を受け取ろうと思っていても、その間に入院や手術で給付金を受け取った場合は健康祝い金が受け取れません。

そもそも医療保険は、健康ではなくなってしまった時にお金が必要だから入るものなのに、健康ではなくなったがためにお金が受け取れない、ということがあっては加入の意味そのものが本末転倒になってしまいます。

そのため弊社では、お客様に医療保険はあくまでも保障のために加入するものなので貯蓄の効果を求めず、その分浮いた保険料をより効率の良い貯蓄性の商品に充てることをお勧めしています。

実際に相談に来られた方へは、いくつかの例をご覧いただいてご説明しており、ほとんどのお客様がご納得してくださいます。

以前、保障のための保険と貯蓄のための保険というお話しをさせていただきましたが、医療保険はあくまでも保障のために入る商品だと割り切っていただき、貯蓄は求めず、極力安い掛け金でのご加入をお勧め致します。

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