死亡保障と医療保障は分けて入る

生命保険は大きく分けると2つ保障があります。

・亡くなった時の遺族への保障(死亡保障

・ご自身が病気をした場合の入院保障(医療保障

この二つの保障を、ひとつの保険でをまとめて加入した方がいいのか、別々に加入した方がいいのか、という質問をよく受けます。

結論から言うと別々に加入した方が良いです。

これにはちゃんとした理由があります。

一本の保険でまとめて加入した場合、「死亡の保障がいらないので止めます」ということになると特約である入院保障も一緒になくなってしまうからです。

セット型の保険は死亡保障がベース(主契約)であり、入院というのはあくまでも特約です。主となる保障がなくなることで特約もなくなってしまうので、別個に解約ということができないという不自由さがあります。
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では死亡保障と医療保障を分けた場合はどうでしょうか。

どちらかを解約したいという時に単品で解約ができます。

不必要になった保険だけを分けられるという点がメリットです。

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死亡保障に注目してみましょう。

こちらは一生必要かというとそうではない場合があります。例えば、

・子供が大学を卒業してお金がかからなくなった

・配偶者が先立ってしまい、誰かにお金を残す必要がなくなった

・仕事を定年退職して収入が減り大きな保障が不要になった

こういった場合、大きな死亡保障に保険料を払い続ける必要がなくなります。

不必要な保険料であれば、もったいないので解約したいですよね。

死亡と医療をそれぞれ単品で加入した場合は死亡保険だけ解約することができます。

医療保険は別に加入しているので万が一の入院に備えた保障は継続することができます。

ということで、

死亡保障と医療保障は分けて入る、

なのです。

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