生命保険と共済の違い

生命保険のご相談の中で、よくあるご質問、
「道民共済って、保険と比べてどうですか?」
道民共済やCOOPの共済などの共済と、民間の生命保険会社が販売している保険商品は、それぞれにメリット・デメリットがあるので、それを把握した上で比較検討をされると良いです。

1.共済
メリット
・少ない掛け金で様々な種類の保障が得られる
・1年更新でその都度金額の設定が出来る
・1年ごとに決算を組み、余剰金が配当として還元される
デメリット
・年齢が増すと掛金額が上がる、もしくは保障が下がる(道民共済は65歳から)
・ある年齢に達すると更新が打ち切りになる(道民共済は85歳)

2.生命保険
メリット
・終身や100歳、90歳など長期間の期間設定が出来る
・保障の他、貯蓄の機能もある
・死亡と入院など保障ごとに別々の保険として加入できる
デメリット
・共済に比べて掛け金が割高な場合が多い
・商品や販売会社が多く、選択に迷う

ざっと、このような特徴が挙げられます。
大まかに分けると
・共済→最低限の保障を手ごろな掛金で
・生命保険→一生涯のしっかりとした保障を、貯蓄も兼ねて
という住み分けになります。

どちらが優れた商品という見方ではなく、それぞれの特徴を握してご自身にに合った方を選ぶと良いでしょう。